■ 農林水産九条の会 ■

農林水産9条の会が米軍基地を視察

4月16日、農林水産九条の会は、首都圏の会員を中心に、平和の対極としての軍事基地の実態を知るため、神奈川県下の米軍3基地を視察。神奈川県平和委員会の方からご案内と説明をしていただきました。

相模原補給敞には、たくさんの軍車両が姿を


アメリカの軍用車両が列をなしていた(相模原補給廠) 相模原市にあり、214ha、従業員600人余、在日米陸軍の海外遠征のための物資補給等を行っています。基地内は、隣接するJR相模原駅構内の駐車場の屋上などから良く見渡せました。
 物資補給と言っても、海外の戦場で野戦病院を2カ所建設できる膨大な諸機材、ベットの保管、戦地のベースキャンプから500km遠方までガソリン、水の供給が可能なパイプ類を詰め込んだコンテナ群が延々と並んで出番を待っているのです。ハンビーは、イラク戦争でも使われている軍用車両で、M2重機関銃を備え、150馬力で時速105kmの高速で走る水陸両用車両です。250両搬入予定で、何台かは柵越しに見ることが出来ました。

キャンプ座間―いまもイラク戦争を後方指揮


 相模原市と座間市にまたがり、236ha、従業員1,500人余、在日米陸軍司令部、第9戦域支援コマンド司令部が置かれる等在日米陸軍の中枢部をなしています。ここでは、イラク、アフガンにおける実戦の情報を常時把握しており、後方支援業務の指揮命令などを行っています。
 また陸上自衛隊第4施設があり、ヘリポートを共同使用しています。同基地では、先ずゴルフ場部分を外から視察しました。ゴルフ場は中学校、小学校が高いネットなしに面しており、ゴルフボールの危険な飛び出しが問題になっています。
 リトルペンタゴンといわれる米軍建物では鉄砲を担ぎ迷彩服を着た10数人の兵隊が突如駆け足で近くを通り抜けて行き、殺りくマシンの前線基地であることを実感しました。

ごう音やまない厚木飛行場


ごう音をたてタッチアンドゴーをくりかえすP3C(厚木飛行場) 綾瀬市、海老名市、大和市にまたがり、506ha、従業員1,080人余、在日米海軍厚木航空施設司令部、西太平洋艦隊航空司令部があり、第5空母航空団が駐留して昼夜の発着訓練などをしています。
 滑走路は3,000mあり、私たちは飛行場の南側に待機して艦載機の着陸を待ちました。間もなく待機中の我々の頭上数mをもの凄いごう音をあげて艦載機が接近し、タッチアンドゴーの訓練を繰り返してゆきました。
 待機中、艦載機6機の轟音が身体を突き抜け、爆音被害者200万人といわれる人々の苦しみの一端を実感しました。

旧日本軍が農民から奪った土地


 3基地とも周辺は人家が密集し、小・中学校、高校、幼稚園があり、私鉄、JR、道路が縦横に走っています。どうしてこうしたところに米軍事基地があり続けているのかというのが第一の疑問でした。
 実は3基地とも、もともと戦前帝国陸軍が半ば強制的に民有地を農民から取り上げて軍用地にしていたことから圧倒的に国有地が多く、私有地、市有地の割合はごく小さく、それだけに基地が返還されれば、地元での利用価値は計り知れないものがあると思いました。
キャンプ座間には、軍人、軍属の生活のために小学校から大学分校、育児所、野球場、サッカー場、グランド、プールなどあらゆる施設が完備しています。こうした至れり尽くせりの費用は「思いやり予算」です。一体いつまで異常な基地優遇策を継続するのか改めて怒りを感じました。


文責:福田隆義(農林水産9条の会事務局)
写真提供:新聞「農民連」、機関紙「全農協労連」
| nrss9j | 農林水産九条の会 | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) |









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